水分補給をしてリスク管理をしよう!

目覚めの1杯、寝る前の1杯

乾燥している現在、さらに日中の気温が高くなっている今は

しっかり水分を補給して、元気な毎日を過ごしましょう!

体の中の水分が不足すると、

  • 熱中症(ねっちゅうしょう)
  • 脳梗塞(のうこうそく)
  • 心筋梗塞(しんきんこうそく) 

など、さまざまな健康を妨げるリスクが高まります。

健康のため、こまめに水を飲みましょう。

身体と水の関係性

私たちは一般的に、1日約 2.5リットルを体内から失います

(尿:約1,500ml、汗や呼吸等:約900ml、便:約 100mlを失う)

(出典:環境省熱中症環境保健マニュアル(2014)より) (Exercise Physiology 第4版, 1996, 53-54より引用)

特に高齢者は

成人と比べて、体内の水分が10%ほど少ないです。

高齢の方が脱水になりやすい理由は】

  • のどの渇きを自覚しにくい
  • トイレに行く回数を減らしたいから水分を摂らない
  • 筋肉量が減少
  • 食事を食べる量が減っている
  • 腎臓(水を再吸収する)の機能低下
  • 薬(利尿剤作用など)の影響

などなど…

周りの人も意識して気を付ける必要がありそうです。

ビールが好き! しかし・・・

私はビールが好きでよく飲みます。

特に、日中の気温が上がってくると更に美味しく感じます。

【ビールは水分ではない!】

気温が上がってくるこれからは、

仕事やスポーツをした後、

本格的に、ビールを飲まれる方がいると思います。

しかし、気をつけてください!(自分に言っています・・・)

ビールを10本飲むと、おしっこが11本分出るそうです。

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000165091.pdf

アルコールには利尿作用があり、通常よりも尿の出る量が増えるそうです。

つまり、ビールを飲んでも水分補給にならないんです。

水分が足りないときの症状とは?

体内の水分が

5%失うと ⇒  頭痛、熱にうだる感じ
10%失うと ⇒  身体がふるえ、筋肉がけいれん

などの症状が出るそうです。

特に気を付けるのは、

【5%以下を失った症状として】

  • のどの渇き
  • ぼんやりする
  • 食欲不振
  • 顔の紅潮
  • イライラする
  • 疲れやすい
  • おしっこの色が濃く、臭い

上記を感じた時は、はやめに水分補給をしましょう!

笑顔ですごせるように、水を飲みましょう!

私たちが生きていくために「水」はとても大切です。

その摂取量が知らず知らずのうちに不足して

健康を阻害することがあります。

子供たちでは熱中症、中高年では脳梗塞や心筋梗塞などが

水分摂取量の不足によりリスクが高まります。

寝る前、起床時、スポーツ中及びその前後、入浴の前後など

今後も笑顔ですごせるためにも、

のどが渇く前の水分補給をみんなで心がけましょう!

【参考・引用資料】

「健康のため水を飲もう」推進運動 厚生労働省

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