【練習の成果を出す考え方】その1.フォーカス

運動学習とは?

自転車に乗れるようになったり、パソコンのキーボードを見ないで打てるようになったりと、

私たちは、赤ちゃんからこれまで沢山の事ができるようになってきました。

運動を学習するということは

” 練習や経験に基づく一連の過程であり、

結果として技能的行動を行いえる能力の

比較的永続的な変化をもたらすものである “

大橋ゆかり. セラピストのための運動学習 ABC. 文光堂, 2004.


と、言われています。

なんと、90歳を超える方でも学習は可能とのことです。

その1.フォーカス

成果を出す考え方のひとつに、どこに【フォーカス】を向けているか?

が重要となると私は考えて実践しています。

フォーカスとは、焦点やピントのことであり

簡単に言うと、【どこへ注意を向けているか】と言えます。

【フォーカス】と【学習効果】の関係

フォーカス(注意の向ける先)には大きく以下の2つがあります。

 ① 身体への注意:インターナル・フォーカス

 ② 身体外部への注意:エクスターナル・フォーカス

このフォーカス(注意の向け方)が学習段階・過程における運動の学習効果に多大な影響を及ぼすことが報告されています。

一般的には、エクスターナルフォーカスの方が、学習効果が長期間保持され、かつその効果は異なる運動にも転移しやすいと言われています。

例を挙げると

パソコンでキーボードを見ないで打てる(ブラインドタッチ)ようになりたい人が

指の置く位置や動かし方を目で見ながら、一つ一つ確認している状態は

①の身体への注意が強い状況です。

これは学習初期に誰にでも起こるもので、必要な条件となります。

しかし、このフォーカスが身体に向き過ぎていると、いつまでたっても

手元を見ないで文字を入力できる成果に繋がりにくいです。

つまり、注意が身体ではなく、画面の入力された文字②身体外部へフォーカスが向いている必要があります。


良く考えると、パソコンのカーソルを動かす際には、マウスを使いますが、手元を見ないで画面を見ますよね。

このフォーカスに対する知識と認識が、練習の成果を出していく考え方に重要です。

今、何にフォーカスが当たっているか?

では、実際にどう考えてどうすればいいのでしょうか?

私は、実践している人には、

 ① 身体の一部を意識しているのか?

 ② 身体の外の結果を意識しているのか?

を、振り返ってみることをお勧めしています。

どちらも切り分けることができませんので、割合で考えていいと思います。

何度やっても上手く行かない、または成果が出にくくなっている

と感じた方は、上記を振り返ってみて、

 ①が多いなら②を、 ②が多いなら①へのフォーカスを増やすように

してみてはいかがでしょうか?

フィードバックの重要性

また、同時に結果のフィードバックも重要となります。

セラピストやご家族に見てもらい

客観的なフィードバックを得ることで、

自分の知らない自分に気づくことがあります。

経験をそのまま放置していれば、

また同じ過ちを繰り返すことにつながります。

練習を通じて成果を出していくためには、

「自分が今、どのような状態で練習をしているか」

「第三者から見て、自分が、どのような状況に見えるか」

を客観的に指摘してもらい、自分を立て直す必要もあります。

その事で、「他人にはわかっているが、自分にはわかっていない」

部分を引き出すことになり、可能性が広がります。

【見えていない可能性】

いろいろな練習方法や内容、考え方があります。

どれを肯定して、どれを否定することも私はしません。


なぜならば、人間の可能性は無限であり、

私が尊敬する有名な脳科学者とお話させていただいた時に

「まだまだ解明できていないことが多すぎる」

と話され、「人間には多くの可能性を秘めている」という言葉が

私の心に深く残っているからです。

私は他人も自分も【見えていない可能性に秘めている】と信じて

これからも進んでいきたいです。

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