Q.回復期リハ病院を退院後、どうすればいいですか?
【よく受ける質問】
・退院後はリハビリテーションの継続はどこへ行けばいいですか?
・退院後の生活が不安です。どうすればいいですか?
・退院後に動きにくくなったのですがどうすればいいでしょうか?
・退院後に通っているリハビリに効果を感じないのですが・・・
上記のような質問を受けることがあります。
脳卒中(脳出血や脳梗塞)やパーキンソン病などの神経疾患(神経難病)によって
回復期リハビリテ―ション病院へ入院され、退院時期が迫ってきた時、
ご本人やご家族は、不安や疑問を多く抱くことでしょう。
回復期リハ病院を退院してから生活期リハビリへの移行は
一人ひとりの状況によってかなり異なります。
回復期リハ病院、退院後1か月でADLが低下する人も
▼回復期リハビリ病棟退院後も、6割超の患者ではリハビリや機能訓練が必要である
https://gemmed.ghc-j.com/?p=14937
厚労省は、回復期リハビリ病棟から退院した患者の6割強の方々が、なんらかのリハビリ・機能訓練が必要な状況であると報告しています。
【生活混乱期】
回復期のリハビリテーション病院を退院すると、生活期に移行します。
生活期は細かく分類されていますが、特に退院直後は、自宅での生活が始まり、大きく環境が変化することから「生活混乱期」といわれることがあります。
入院中は、設備や援助の整った状況下での生活と毎日のリハビリを継続していました。
しかし、退院すると、自宅ではご自身やご家族でされることが多くなることから、環境の変化に対応できず、自宅へこもり気味になることも珍しくありません。
退院直後の生活混乱期を上手に乗り超えられないと、身体機能が低下し、入院中にはできたことが難しくなったり、大変になったりする場合があるため注意が必要です。
【生活混乱期】から【生活期】へ上手く移行するために
病院を退院後、さまざまな方法でリハビリテーションは継続可能です。
要介護認定を受けている方は、
介護保険を利用して、デイケアや訪問リハビリテーションを受けることが可能。
また、医療保険を利用して、医療機関で外来通院でリハビリテーションを受けることもできます。
入院中に、担当のセラピストや医療ソーシャルワーカーなどに相談して
退院後の不安や、起こり得る混乱を最小限にできるように協力を得ながら準備していきましょう。
【具体的な目標・目的の設定から達成に向けて】
家庭における日常生活での活動や仕事などの社会での活動をより良く送るためには、
リハビリテーションの継続はもちろんですが
具体的な目標と目的の設定が重要となります。
一人ひとりの心身の状況や家庭環境(家庭での役割を含む)によって
目標や目的が異なります。
【その人らしさ】が十分考慮された目標の設定と目的の実現に向けて
対象者とご家族、繋がりをもった様々なサポーターが協力し合うことが重要です。
自費リハビリ(保険外リハビリ)も、
急性期病院を退院された直後、回復期病院を退院された直後の生活混乱期、
生活混乱期から生活期への移行期など
様々な時期において様々な対応が必要となります。
対象者が【イキイキ】と生活できるように
具体的な目標や目的の探求・設定から手伝いをして
主役である対象者が実現できるように
伴走者として応援していきたいと私は考えています。
よくある質問
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